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10月例会 原田和夫さん撮影の野草「人字草」の花 |
11月20日の秋の撮影会は汗ばむ程の快晴のもと、瀬高町の清水寺、吉井町のハゼ並木、甘木の秋月城址へと秋の紅葉を撮りまわった。清水寺の本坊院の周辺はイチョウの黄葉とモミジの紅葉が最盛期でテレビでの紅葉放映もあってか観光客がワンサ。ハゼ並木の紅葉も今が盛りと真っ赤に燃え立ち、出店も並んでここも見物客で道一杯。秋月城址も見事な紅葉、黒門一帯は人・人でギッシリ埋まっていた。当日は運転手さんのご好意とお世話に乗っかり、最高のモミジ狩りと撮影会をたっぷり楽しめた掲載の写真は10月例会に出品された原田和夫さん撮影の野草「人字草」の花です。暗い背景の花を選び、花を右上から左下へ流して配することで画面に緊張感と動感が生まれ、2個に絞った花をアップで写し、ピントも良く、花の名前の様な擬人化も写し込まれました。(柴田恭輔)
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9月例会 「凝 視」 村上直人さん撮影 |
9月の例会には福岡近郊や鹿児島・錦江湾の打上げ花火、八女の燈籠流し、大分の竹燈祭りなどの夏の風物写真が多くを占めたが、
他にも菊地渓谷の緑陰の流れ、流し撮りの技法を使ったSLの写真、白黒写真で表現した老婦の表情、女性的な作画と色調のブドウの写真など夏場にふさわしい作品で会議テーブルは満杯になった。
掲載の写真は8月の撮影会(海の中道海浜公園)で撮影された村上直人さんの黒鳥の写真です。羽繕いしながらも至近距離から写す撮影者をジッと凝視する鋭い目は「気性の荒い黒鳥」の性格が的確に捉えられています。写真表現には対象となる被写体の特徴や性格や性質などの「らしさ」が写し込まれることで説得力のある質の高い写真になると言われています。 (柴田恭輔)
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7月例会 「アーケードの造形」 高田正春さん |
7月16日の例会作品は季節柄、昆虫を集めた菖蒲の花、東屋を背景の紫陽花、大胆な作画の山里の石橋などが出品されたが、やはり勇壮な博多祇園山笠の写真が圧倒的に多かった。掲載の写真は高田正春さんの作品で、博多・川端通り商店街の写真です。
アーケードの明り取り天井を左下から右上の大きな丸天井へと配した遠近感の表現と黒い骨格の造形美、左端の人物を小さく右への人物を大きく写し込んで人の流れを表現したカメラアングル、これ等の要素によって画面全体に左下から右上へ向う力強い動きが与えられています。(柴田恭輔)
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熊本の矢部町で古い石橋を撮り歩く |
熊本の矢部町で古い石橋を撮り歩く
5月15日、古い石橋が数多く存在する事で知られる熊本の矢部町で、昔の石工達がその石組の技で構築した古い石橋の景観を撮影して回った。御船インターで高速を降り、先ず二俣橋を撮影(橋の横の大銀杏の木は秋の黄葉も楽しみ)、次に大規模なアーチ型の霊台橋へ(ここには観光バスも来ていた)。昼食の後、通潤橋を一回りして撮影し、直ぐ近くにある勇壮な五老ヶ滝の滝壺へ降りてこれを撮影。最後に山あいにひっそり佇む八勢目鑑橋(橋の下に渓流釣りをする人が1人居た)を撮影してから帰途についた。 掲載の写真は2番目に撮影した霊台橋で、そのスケールの大きさを表現するために、橋の下に川の両岸を覗かせ、橋を通る人物を待ってシャッターを切ってみました。(柴田恭輔)
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1月例会と初の公開写真展 |
1月早々の例会には新年に相応しく湖に映った富士山の「逆さ富士」・1月の祭り「武射祭」のスナップ写真・雪の筥崎宮で写した「雪の冬牡丹」・モノクロ写真で表現された町中の風情・今年の干支の寅(虎)やゴリラなどの動物写真など、冬場の写材に乏しい中でも会員夫々が自分なりの写真ライフを楽しんでおられた。 掲載の写真は会員の原田さんが雪の朝、筥崎宮で撮影された冬牡丹。藁囲いや花の上の雪がキリッとシャープに写っている事で、雪の朝、雪がダレる前にサッと撮影に行かれた行動力が伺えます。この写真の良さは、ピントをピシッと合わせた主題の花を右手前に置き、その背景として程よいボカシ具合の藁囲いを左奥へ配した画面構成にあります。尚、写真クラブは昨年12月16日から今年1月15日迄、博多・祇園町のニコン・フォトスクエアーで初の写真展を行い、会員の作品20点を一般公開しました。(柴田恭輔 記) |
「雪の冬牡丹」原田和夫さん |
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三部門合同の撮影会を開催 |
大分・竹田の岡城址で合同撮影会
昨年の11月14日、松九会写真クラブ、PCCカメラ部、松愛会(旧、松下電器OB会)カメラクラブの三部門合同の撮影会を秋の岡城址で開催した。明け方まで降り続いた大雨が上り、途中で立ち寄った“夢の大吊り橋”は霧に浮かび、シットリと雨を吸った岡城址の城壁は色づいた紅葉を鮮やかに引き立てていた。写真としての岡城は城壁と春の桜が主流の感があるが、秋の紅葉との組み合わせは一味違った古城の風情を醸し出していた。岡城址を撮り終った後、直ぐ近くの城下町へ移動して武家屋敷などの古い歴史をカメラに収めて合同撮影会を終えた。掲載の写真は“岡城写真の定番中の定番”と言われるほど撮り尽され、ありふれた場所ですが、茶店の前に飾られた和傘で味付けをして“古城の秋”を表現してみました。
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松九会写真部 作品展示会 開催中 |
本日より博多駅前のニコン 福岡サービスセンターで松九会写真部の皆さんの作品を展示していますので多数の御観覧宜しくお願いします(中村 剛)
(展示期間)平成21年12月16日~29日,平成22年1月5日~15日
(場所) 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前1-4-1 (博多駅前第一生命ビル1階)
ニコン福岡サービスセンター HP
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9月例会を開催 |
東椎屋の滝」
9月の例会は大分に在住の会員、飯盛万司さんの案内と撮影指導で実施した8月21日の「大分の滝・撮り歩き」撮影会の写真を中心に北海道の青空の雲、平戸の教会、久留米の花火大会などの写真も出品された。大分の撮影会では飯盛さんの綿密な撮影計画により、日本の滝100選に選ばれている西椎屋の滝・東椎屋の滝・福貴野の滝、それにこれら滝の移動途中で院内町の蔦が絡んだ古い橋・安心院町で有名な鏝絵など夏の大分を思う存分に撮り歩くことが出来ました。掲載の写真は松本文夫さん撮影の東椎屋の滝です。この写真はまず、明るめの露出と遅めのシャッター速度の選定がこの場所の情景描写にピッタリ合っていると思います。それにこの写真のもう一つの強みは滝壺手前の水面の量を少なめに切り詰めたことで、滝の写真としての緊張感がシッカリと表現されました。
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5月例会を開催 |
吉野ヶ里 風情
5月15日の例会は、今年も北は青森県まで桜の開花前線を追っかけ撮りして先日帰ってきた人、登山をしながら自然の花々と向き合ってきた人、岩国の航空ショーを独自の視点で捉えてきた人の写真などが出展された。その中で、これって花屋のあんたの写真?と皆が驚いたのは、庭先でシャボン玉を飛ばしている子のスナップ写真でこれは今月のトップ賞もの。記載の吉野ヶ里の写真は中村さんの得意技である広角レンズの特徴をうまく活かした写し方で、手前の麦の穂に迫って穂立ちの姿をピシッと捉えながらも遠くにある主題の遺跡の建物までカリッとピントが合っています。主題の吉野ヶ里遺跡に似合う前景として前面の麦の穂波を選び、吹く風がその穂波を遺跡の方向になびかせている舞台の瞬間をすかさず写し止められていて、総合的な力量が感じ取れる作品になっている。(柴田 恭輔) |
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3月例会を開催 |
樹 影
3月27日の例会は今年2月に実施した福岡・天神での撮影会の作品と一般作品を持ち寄った。天神撮影会の作品では開店間際の商店街や朝の出勤風景など街の朝の表現や町の裏通りにまだ残っている貴重な?落書きの写真が切り取られ出品された。(福岡市では町の美観を取り戻そう落書き消しのボランティア活動が活発になっている)一般写真では、背景処理(背景のボカシ具合)が功い春の花のマクロ撮影の写真と2人から出品された地面の樹木の影を主題とした作品が目を引いた。掲載の坂井さんの写真は木の影を左下から大胆に斜め上に配されていて、何か黒い怪獣が右上から斜面を駆け下りて来るようにも見える不思議な写真だ。左上に白っぽい株立ち樹幹も幻想的で怪獣を引き立てっている(柴田 恭輔) |
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大分の国東半島で秋の撮影会 |
昨年11月21日、国東半島の“富貴寺”“長安寺”“両子寺”“文殊仙寺”の古寺四ヶ所を巡り、雨模様のシットリした空気に包まれた境内で紅葉や苔むす石仏などを丸一日かけてじっくり撮り歩いた。今月は原田さんと松本さんから当日の“この一枚”を紹介して頂きます。(柴田恭輔)
①「長安寺の紅葉…原田和夫」・長安寺では既に盛りを過ぎた紅葉や、まだ色づいていない紅葉が待っていました。それでも絵になるアングルを探し回り粘って撮った1枚です。鐘突き堂に掛かる紅葉が美しく光っていたので写してみました。
②「両子寺の紅葉…松本文夫」・国東六郷満山の総持院として栄えた両子寺。境内のいたるところで紅葉するカエデの巨木が見事です。晴れた日でも雫が落ちるといわれる「しぐれ紅葉」は両子寺の七不思議の一つに数えられています、住職が紅葉に向かって思いを馳せ祈る姿を撮りました。
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長安寺の紅葉・原田和夫 |
両子寺の紅葉・松本文夫
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9月の例会を松九会事務所で開催 |
9月の例会は8月8日に実施した山口県の日本海海岸の撮影会での作品を持ち寄った。観光船で海側から撮影した特徴的な赤い岸壁が連なる青海島、南海の海を思わせる透明で澄みきった青い海と寄岩の油谷町の大浜海岸、海岸を繰り返し洗う白い波と夏雲が沸き立つ豊北町の角島大橋、これらの特徴のある情景を会員夫々の視点で切り撮られた作品で会議テーブルは直ぐに満杯になった。記載の中村さんの写真は南国的な夏の大浜海岸を駆ける子を超広角レンズで雄大に、藤尾さんの写真は角島大橋のど真ん中からズームレンズの広角側で夏雲を大胆に、橋の幅と奥行きを遠くまでシッカリ描写されていて、どちらも広角レンズの特徴がうまく活かされてた作品(柴田 恭輔) |
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↑磯を駆ける子(中村 剛さん)
← 橋の上の雲景(藤尾 明さん)
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7月夏の例会を開催 |
7月は自由作品の例会だったが季節柄、博多山笠の写真が多数出品された。舁き山の勇壮な動きの一瞬をピタッと写し止めた作品は、フィルムの浪費の心配がないデジカメで“連写した中のこの1枚”との事。デジタカメラの効用・威力である。他に写真撮影で一番難しいとされている白色の表現だが、白い山菊薬や白ツツジの花を綺麗な白のトーンで撮影された作品が印象に残った。花に止まった蝶の写真では流石にその目と蝕覚にはビリッとピントが来ている。春先の桜の広場で子供用自転車のある家族団欒の姿は正に日本の原風景で心和む作品。掲載の写真は宮脇 彪さんの上高地の作品で手前に川砂利を配する事によって梓川のS字の流れを梓川らしく上手く表原できました。(柴田 恭輔) |
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中洲・川端の街中を撮り歩く |
雨か雪の予想が外れ時折薄日が差し2月9日、冬の撮影会を行なった。博多リバレインとその周辺の通りやオシャレな店にカメラを向け、また川端通街を撮り歩きキャナルシティへ。大胆な建築デザインの造形美や面白い店の表情などメンバー夫々の見方、感じ方でカメラに収めた。普段は主に自然の風景写真を撮っている私達が街中での風景や表情をどんな目線で捕らえたか?結果が楽しみである(掲載写真は松本 文夫さんの1月例会の作品です)
春先の香り |
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「渓谷春景」 |
5月19日(土)、渓谷撮影には絶好条件の薄曇り、時々の日差しの天候。午前の光で新緑での逆光撮影がさえる渓谷。上流からは渓流の順光撮影しながらスタート起点へ撮り下がり、午後からは、往復2時間の撮影に4時間掛けての遠景の新緑、中景の滝、近景の渓流、足元の浅流と苔や落ち葉など会員夫々の視点でジックリ、しつこく、熱心にファインダーを覗き続けた。午後は朝とは違う光と景色にシャッターを切り撮影会を終えた。
(今回の写真は、明るめの露出と長めのシャッター速度で春の柔らかな新緑と渓流をソフトに表現してみた)
(柴田 恭輔
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写真クラブの8月、夏の例会
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先ず松九会の10周年記念展に参加する写真クラブの展示企画を最終確認して通常の写真勉強会に移った。今回は紅葉や雪山の作品と共に季節柄、屏風絵を思わせる霧に浮く山稜、作者の意図が伝わる滝や渓流のシャッター速度、普段は見過ごす浅い流れの落ち葉の風情、編笠部分が主役の阿波踊り等、会員夫々の持ち味が十分表現されていて、写す方の「撮影力」はだいぶ勉強してきた。これからは自分が移した中からこれっ!という「自分の作品」を選び出す「選眼力」を養っていく事も大切になってくると思う。(掲載の写真は、勇壮な湧き雲と、その雲間から一瞬差し込んだ細い陽光が岩場突端の小さな登山者を強力に浮き立たせている。写真は光と影の芸術…と言われるが、その好例と言える)
(村上直人さん撮影の「湧雲の眺望) |
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津屋崎で久し振りの遠征撮影会 |
原田和夫さん撮影の「夢中な人」
3月17日(金)、快晴。先ずは津屋崎で有名な“アンズの里”へ。丘陵一面をピンクに染めた初めて見るアンズの丘は見事なもので、その丘陵の一番美しい場所、角度、背景、部分にシツコイ迄にカメラを向け続けた。午後は17時頃の干潮を念頭に14時に恋の浦海岸へ。まず岩礁だけの岩場で岩に打ち付ける波しぶきや怪奇な岩の姿を撮影して更に海岸を1キロほど移動し、潮が引いてくると海中の岩と共に現れてその磯をフサフサと午後の光で黄緑色に飾る珍しい海藻やその美しい景観を各自の目線でたっぷりとフイルムに収めて帰ってきた。(掲載の写真は同行の原田和夫さん得意のデジカメ・スナップで、直ぐそばで写されているのに気付かず撮影に夢中の仲間)(柴田恭輔) |
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05年の最終例会を実施 |
2月13日、先ず06年度の活動計画と3月の撮影会の打ち合わせ…。世話役の原案がほとんど覆され、修正が加わった事で会員の熱意と参加意欲が強く感じられた。勉強会では、さすがに季節柄「長崎ランタン祭り」「高原の冬景色」「冬の渡り鳥」などの写真が多数出た…。 掲載の阿蘇/草千里の写真は、前景・中景・遠景を確実に構成し、全てにピントの「風景写真の基本」的な写真。(柴田恭輔)
(「草千里冬景」村上直人さん撮影) |
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「想定外」の撮影会と「秀作」が揃った12月例会 |
11月10日、瀬高町の清水寺へ紅葉の撮影に行ったが目当てのモミジはほとんどが青々としていて全くの当て外れ。それでも全員ひるむ事無く、古寺構築の造形・五百羅漢の石像・部分的に色付いたモミジの枝先などに午後2時近くまで真剣にレンズを向けた。12月8日、今回の撮影会の写真も含めて各自が撮影した「秋・紅葉」がテーマの例会を行ったところ、各自のアルバムの中だけに留めておくには勿体無いほどの秀作が次々に出て午後3時までの予定時間が4時近くになった。
*同じ花でも撮る人の視点と感性でこんな造形の美が撮れる一例を掲載します。
「彼岸花の造形」 藤井哲夫さん撮影 |
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福岡市 動・植物園で撮影会 |
8月6日、朝9時の開園を待ってまず動物園へ、前もって調べておいた柵や檻が撮影の邪魔にならないフラミンゴ、縞馬、ダチョウ、猿山のサル、ペリカンに絞ってカメラを向けた。相手は動物。気長にしつこく、いい位置でのいい表情を待ち続けこの5ヵ所だけで午前の3時間を使い、昼食後は動物園を横断して植物園の温室(植物への空調で屋外より涼しい)で花の撮影。花のマクロ(拡大)では、花の僅かな揺れでもブレブレの写真になるので空気の流れが一瞬止まるのを辛抱強く待ってシャッターを押した。少し気が短いと自覚の人に写真を勧めたい。小戸のヨットハーバーは雨が降り出したので断念。
(柴田恭輔)
「写真は原田和夫さん撮影」 |
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